異説・天神縁起絵巻


概要

台は古代日本の平安時代、藤原家が朝廷において極めて力を強め始めた頃。
藤原家一族は摂関政治をもって、まさに天皇をも掌握しようと企んでいた。
折りしも、その時藤原家当主となった藤原時平もまた、一族の為に徐々に朝廷における地位も、名誉も高めていった。
しかし、そのような藤原家の繁栄を阻むように、一人の学者が時の天皇・宇多によって朝廷に重用される。誰あろう、菅原道真である。
そして道真・時平両者は、必然的に対立の一途を辿る事となる。
だがそれは、両者の元にいる二人の少年の友情と運命を、大きく狂わせる事になった…。
果たして、対立した歯車はもう戻せないのであろうか?
そして、藤原家一族繁栄の恐るべき秘密とは?

様々な思惑が絡み合う中、ついに運命の時はやってくる―


解説

台背景は基本的に歴史上の人物・菅原道真が生まれ、生きていた時代に合わせており、道真の他に出てくる人物もほとんどが歴史上の人物です。…が、この物語は道真の伝記や歴史漫画ではないので、歴史事実と食い違う所も多々あります。そこの所をふまえた上でご覧下さい。まあぶっちゃけた話フィクションです。概要部分で藤原氏を藤原家としているのも間違いではありません。意図的に変えてあります、念のため。

語は大きく【序の舞】【陽の舞】【陰の舞】【跋の舞】の四部に分かれます。
【序の舞】…菅原道真誕生〜元服後までのストーリー。
【陽の舞】…少年・ナギと道真の出会い&交流のストーリー。菅原サイド物語
【陰の舞】…少年・朧月と藤原時平の出会い&交流のストーリー。藤原サイド物語
【跋の舞】…二人の少年の出会いと、道真と時平の戦いのストーリー。これが本編か…??

まあ、自分的に全ての部を描ききる自信は全くありません(!)ので、気長に見守ってくださればと思います。